お手軽な派生本はあまり好きではない私ですが…
永井孝尚さん:「世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」
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ベストセラー「100円のコーラを1000円で売る方法」の著者です。(ごめんなさい、実は私は先日のはるさんのVoicyで初めて知りました。)
本は原著(海外の著者の場合は和訳本になることが多いですが…)を読むのが好きな主義です。
本屋さんで平積みしていたこの本をめくった途端、目に入った言葉が「多くの日本のビジネスパーソンは、圧倒的に勉強不足である」。(グサッ)
著者が「日本のビジネスパーソン」向けに選書した50冊(専門性が高い会計・財務部門は除外)について紹介されています。
紹介されていた50冊の中で、正直なところ、私が読んだことがあったのは数冊。
名前は知っていても、今の私には理解が難しく歯が立たなかった書もありました。
応援している経営者の方のお薦め書が「ビジョナリー・カンパニー」と知り、早速図書館で借りて読んだもののチンプンカンプン。シリーズ化されていますが、以来近寄れず…。
そんな書物についても、各書から作者が作成した模式図で理解しやすく、ほんの上澄みのエッセンスだけですが、ギュッと濃縮している本です。
各書の著者についても親しみのある似顔絵とともに、簡単な紹介があります。
繰り返しになりますが、原著を読んだ方がいいんですよ。でも…
古典的な名著となるビジネス書もありますが、経済の前提が次々変わる今の時代には、やはり今の経済/経営理論書を頭に入れておいた方がいいのかなと思っています。
とはいえ時間がない!それ以前に理解が難しい!という場合に最初の一歩としてこの本で現在の経済/経営理論の概略をつかむというのもいいんじゃないかなと思っています。
私はこの本を読んだおかげで(?)、経済系Voicyの話題にだいぶついていけるようになりました。
各書(図表を入れて)6~10ページ程度の紹介ですので、何かの待ち時間など隙間時間の読書にも最適です。
コメント
こちら車内広告で見かけて気になっていました!たしかに初めの一歩としてとてもいいですよね。
私もコピーにグサリときました😂
隙間時間の忙しいみなさんにこそ最適ですね🙌
読んでみたい本です。
私もピケティの資本論を図書館で
借りてきて読んだら一瞬で眠くなりましたが、漫画も出ているらしいので
原書を読む前にエッセンスを知れるのっていいですね。
冬休みの課題図書にします。
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